南青山 骨董通りの隠れ家BAR
BRESS aoyamaBlog
本日も、南青山でありながら初心者が安心して一人飲み出来るBar
『BRESS aoyama』のブログにお越しいただき、まことにありがとうございます。
サイトウです。
今日は久しぶりにカクテルのお話です。
・白桃のカクテル「ベリーニ」
「ベリーニ」というカクテルはご存じでしょうか?
実はブレスの常連さんには、夏の名物としておなじみのカクテルです。
もともとはイタリアの水の都ベネツィアにあります「ハリーズ・バー」で考案されました。
白桃をピューレ状にし、裏ごししたのち、スパーリングワインで満たします。
ほんのり香る白桃の風味と、スパーリングワインのキリッと冷えた酸味が心地良い逸品です。
・BRESSのベリーニ
ベリーニってどんなカクテルか、お分かりいただけたと思います。
これをブレスでは、フレッシュの白桃が手に入る時期しか販売しません。
フレッシュの白桃は、酸化して変色しやすいので、必ずご注文いただいてから皮をむきます。
皮をむいた白桃を、ある程度の大きさに切って、ミキサーに投入します。
この時、お客さんのお好みで、リキュールやシロップを入れることもありますが、フレッシュの風味を損なわないように気を付けています。
その後ミキサーを回すのですが、ブレスではほんのり食感が残るくらいのピューレ状にします。
ピューレが出来たら、キンキンに冷やしたグラスに移し、ゆっくりスパーリングワインを注ぎます。
あえて裏ごしはしません。
ピチピチと弾けるスパーリングワインと一緒に、小さな白桃の果実を含むことによって、口の中いっぱいに桃の風味が広がります。
いろいろ試した結果、現在の形に辿り着きました。
・まとめ
いかがでしょう?
BRESSのベリーニは、本来の作り方とは少し変えています。
もしかしたら、これからも変化するかもしれません。
これはベリーニに限ったことではありませんが、私は常に、その時に私が作り得るベストのモノを提供することを心掛けています。
まれに、ピーチネクターで代用しているお店もあるようですが、到底ベストとは思えません。
よって、フレッシュの白桃を使う形になり、結果、当店では限られた期間のみの提供になります。
しかし、それを差し引いてもフレッシュの白桃を使うだけの価値はあります。
ぜひこの機会を見逃さないで下さいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメントを残す